砂浜の忍者 マゴチ

魚紹介

今回は、先日釣れたマゴチについて紹介します。マゴチの頭は、押しつぶしたようなユニークな形をしています。

マゴチが生息する場所

マゴチは水深が30mより浅い砂地に生息しています。砂に浅く潜って姿を隠しエサになる小魚が近づいてくるのをじっとまっています。
背中の模様は、砂地に馴染むような色合いになっています。

マゴチの旬と釣れる時期

マゴチの産卵期は、4月から7月です。旬の時期は、初夏から夏になります。水温が上がるにつれて美味しくなるので、この時期のコチを照りゴチと呼びます。
釣りのシーズンとしては、5月ごろから10月ですが、産卵の為に浅瀬によってくる5月から7月が釣り易い時期となります。

マゴチの生態など

マゴチは、生まれたときは全てオスです。成長して、体長が35cmを超えるころにメスに変化していきます。コチには、背中とエラ蓋にトゲがあり、毒があります。刺されると大変痛みます。以前、刺されたときには声がでないほど苦しみました。(T_T)
コチは漢字では、鯒となります。砂の中に隠れて小魚を待ち、跳び上がる様に襲いかかります。その姿が踊っているようなので、この字になったとの説があります。

マゴチの釣り方(ルアー)

マゴチは、砂地の底に住み着いています。ルアーは、ソフトルアー・メタルバイブレーション・メタルジグが有効です。キャストして、底をとり、海底をさぐります。アクションとしては、海底から1m程度の高さをただ巻き・リフトアンドフォール・ストップアンドゴーがオススメです。基本的に、ヒラメと同じ釣り方になります。
個人的には、マゴチよりヒラメが釣れる方がうれしいのですが・・・
マゴチは、ヒットしても重いだけで、走ることは、あまりありません。

まとめ

マゴチは、漁獲量が少なく、高級魚と言われます。蛋白な白身です。
個人的には、マゴチの唐揚げが好みです。刺し身も捨てがたいのですが、独特な体型なので捌くのにコツが必要です。
小型のコチは、キス釣りの針にも掛ります。素手で針を外そうとするとトゲで刺されますので、フィッシュグッリップなどで掴むことをオススメします。

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